|
寒 山 と 拾 得
寒山と拾得は中国・唐代の人。
天台山近くに隠棲し、その姿は放浪者の様。しかし、その人間像は欲念を捨てた脱俗・超俗の人。
寒山は巻きものを、拾得は箒(ほうき)を手にして深山幽谷の姿の中で生死の問題や人生に就いてたくさんの詩を詠んだ。
文は二人の詩から選び絵に添えました。昔から沢山の画家が描いてきた妖気の漂う人物像ではなくもっと騒がしく、
そして怠惰で喜怒哀楽の激しい人物像に仕立ててみようと試みています。いくら脱俗・超俗の人といっても俄か雨に遭えば走り出すであろうし、
昼寝もすれば、ツレションもしたであろうと思います。
はるか昔の異国の二人が現代の私の型染めの中でどの様になるか、このシリーズを続けてみようと考えています。
|