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肉やの店から、肉をぬすんできた鳥が木の枝に止まっていました。下を通りかかった狐がこれを見て、なんとかあの肉を、せしめようと考えて、「鳥さん
いつ見てもお美しいですね。多分あなたが鳥の中の女王にふさわしいでしょう。お声の方が美しければ、もう女王さまに決定ですね。」と褒めたたえました。これを聞いた鳥は、この美しい声を、ぜひ聞かせてやろう、とくわえた肉の事を忘れて鳴きました。下にいた狐はその肉をつかむと、「鳥さんよ あなたに人並みの知恵があれば、本当の女王なんだがね。」と云いながら去っていきました。
この話はひとのおだてに乗る考えのない人に向いています。
狐の悪知恵を批判するより、この様なうまい場面に出くわさないかと考える人が多い今の世の中。
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