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ある男の敷地に一本の大きい木がありました。この木には実はならず、ただ突っ立っているだけで、スズメの宿と蝉のためにあるだけでした。ある日、男はこの木を切り倒そうとかんがえました。男の斧が一撃、二撃と打ちおろされました。あわてたスズメと蝉たちは、「切り倒さないで。そのままにして下さい。そうすれば何時も美しい声であなたを喜ばせましょう。」男はスズメや蝉の嘆願も聞かず斧を振るい続けました。すると男はそこに大きい蜂の巣をみつけました、蜂蜜が流れ出ています。男はそれ以後、この木を神聖な木であるかの様に大切にしました。
これは、人間とは正義や慈愛よりも、利益や物欲を優先するといった話。
斧一本だけでなく、おびただしい機械の力でどれだけの自然を破壊しつつあるか。
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