山頭火(さんとうか)
私の本棚に山頭火の本が、一冊あった。25年前くらい前に買ったものである。再び読んでみた。再びとはいえかなり新鮮な響きに驚いた。極限まで削り取った言葉の意味、極限の詩のカタチ。決してむつかしい言葉や、季語も文字の数も無視した詩のカタチ、あるのは自分の心を責める様に乞食修行を続け、そこから見つけ出した自分の姿を素直に言葉に託した。そこに表現されたのは、前代未聞の詩のカタチだった。

山頭火の時代には、まだ「抽象芸術」や「抽象絵画」といった表現の形式は無かった。私の立場からみると、言葉の抽象作品といった方がより正確に掴まえられる。

かなり難しい状況になりそうだが、当分の間、取り組んでみようと思う。一見、抽象作品のようだが,正しい意味での抽象にはなりきれない、私にはそこまでの力量はない。心象的な作品と捉えて下さい。



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